制御盤の出来るまで

1.罫書き

  まっさらな中板に機器のレイアウトを考えながら、穴あけの位置や

機器の位置を鉛筆で罫書いていきます。
2.穴明け

  M4、M5、M6、M8の下穴を電気ドリルで穴明けします。
3.タップ

  穴にねじを切るために行う作業です。M4、M5、M6、M8のねじを切っていきます。

  最近はタッピングドリルを使用せず、充電ドリルを使用して行っています。
4.中板掃除

  中板から切り屑を綺麗に掃除し、罫書き線をアルコールで丁寧に拭き取ります。

  床に落ちた切り屑も、綺麗に掃除します。
5.器具付け

  制御機器・配線ダクト等の取付けを行います。
6.機器デバイスシールの貼り付け

  ホットマーカーで機器デバイスシールを印字します。配線仕様に沿って貼り付けます。
7.端子台シール作成

  電気図面から外部配線接続用の端子台を拾い、端子台を作成します。
8.ダクトカット

  配線ダクトの交差部をバリが無い様、丁寧にカットします。
9.配線

  やっと配線開始です。客先ごとに違う、配線仕様に沿って配線していきます。

  0.3sqから150sqまでの電線径、IV・KIV・MVVS・WL1・VSF等の電線種、

  M3からM12までの圧着端子径、赤青白黄・・・の電線色。

  多種多様な電線を使用して、ホットマーカーで線番を印字して配線していきます。
10.配線チェック

  増し締め確認から始まり、機器仕様確認、目視確認、ブザーチェック、
  通電チェック、 耐電圧試験、絶縁抵抗試験 etc...
11.完成!! 丁寧に梱包して、付属品と一緒に出荷します。